4.支出の予定と現実 「可処分所得」とは、収入から、所得税や住民税などの税金と、厚生年金や
雇用保険、健康保険などの社会保険料を差し引いた額のことです。
FPの教科書に、「収入の10%を差し引いた金額を可処分所得とする」と
書かれていたので、それにしたがって計算していました。
しかし、実績を見てみると我が家は約20%となっていました。これは、
家族構成や住んでいる地区によっても違いがあるのでしょう。
だから、実際に作るときには、「実績値」を把握した後で、我が家に必要な、
支出項目を抽出することが大切です。
この時作ったキャッシュフロー表の支出項目は、下記の9項目に分けました。

確かに、先の「把握」と「抽出」をしていないので、名前だけの項目がいくつか
あります。確かに、今は考えられないけど、将来必要になる項目もありますが・・・。
さて、予算対実績を見ていきましょう。
計画を立てた翌年となる、2003年は収入及び支出とも、大きな「ブレ」は
ありません。ただ、計画としては、結婚10年目のイベント費用として、50万円
を計上していたのですが、特に何もしませんでした。(あはは。)
だから、2003年の支出率は、計画に比べて若干下回っています。
支出計画では、可処分所得に対しての支出率は、45%を目安として、支出を
計算していました。
これは、前年まで、支出の約20%を占めていた、住宅ローンを、前年度に
一括返済をしたため、「このままの支出で資産を大きく増やそう」と張り切って
立てた、計画の結果です。
さて、2004年、2005年と、まあまあの予算対実績の値なのですが、
怪しくなったのが、翌年の2006年です。
この年に、2人で「医療保険」に加入して、保険料が前年比300%の増加です。
これは、女房の医療保険が60歳から10年間支給される、「10年確定型個人
年金」の医療特約に加入していたためで、
「70歳以降の保障に不安」
と、新たに、終身保障の医療保険に加入した結果です。
確かに、厚生労働省の統計での「一人当たりの入院医療費」は、50歳ぐらい
から、除々に上がり始め、70歳から急激に上昇します。
その時に、家計が崩壊するほどの、影響を受けるか受けないかはともかく、
70歳で切れる「保障」をかけてしまったことは「失敗」だったと言えます。
2006年の支出率は、55%と上がりました。そう、「安全」に対する代償は
高いのです。
「支出の予定と現実 その2」に続く
(本日の出来事) 「社長の決断」というテーマで、プレジデントビジョンに(株)松井証券の松井道夫
さんの記事が掲載されていました。
社長の決断というのは、
やってみなければ分からない事、または、やってみてもしばらく経たないと正しいか
どうか分からない事をやる前に決めることです。
したがって、決断する為には「思い込み」しかない。
思い込みが正しいかどうかを確認するためには、やってみるしかない。
だから、思い込みでやたことが、「間違えたかな」となった時には「修正」が、必要。
と、言われていました。
また、間違いを訂正する際には、「責任を取ることが前提」との意見でした。
スケールは違いますが、「家計の管理」も同じではないではないでしょうか??。
そして、この場合の「責任」は、退任ではありません。
「再生」しかないのです。
これが、会社経営以上の、「厳しさ」では、ないでしょうか。
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